アルコール代謝能測定器の試験販売を開始

アルコール代謝能測定器の試験販売を、学術・研究機関の先制医療の研究などに向けて開始しました。一般販売は2017年以降を予定しています。本測定器は微量のアルコール摂取後に、呼気中のアセトアルデヒドとエタノールの濃度比(A/E比)を調べることでアルコール代謝能を測定する機器です。京都大学大学院医学研究科腫瘍薬物治療学講座 武藤 学教授との共同研究のうえで開発しました。

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製品仕様概要

検知方式:   検出器に半導体式ガスセンサーを用いたガスクロ方式
検知対象:   検査水(0.5%のアルコール水100cc)を使用した直後の終末呼気を、
        専用ガスバッグに採取したもの
測定結果:   アセトアルデヒドとエタノールの「濃度」および「濃度比」
結果の有用性: アルコール代謝能の数値化および経過観察可能
電源仕様:   AC100V